ぼくが叱る時の話 〜守るために叱る、というスタンス〜
こんにちは、ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平です。
今日は、「ぼくが人を叱るとき」について話してみたいと思います。
僕が叱る場面の多くは、家庭や会社ですかね。
それは、家族や会社の仲間をチームとして考えているっていうのが大きいかも。
家族や仕事メンバーをチームとして考えると、みんなで前に進んでいくイメージがわきやすいし、
チームリーダーとしての自覚を保持できる。
行動しないといけない立場に自分を置いているって感じです。
ただ、これは自分で勝手にチームリーダーとして考えているだけなので、
子供達や会社のメンバーの個性や自由は、もちろん残しています。
叱るのは、気持ちいいことじゃない。でも必要なときがある
叱る。
これは正直、気持ちいいものじゃないし、できればやりたくない。
でも、ぼくが本気で叱るときには、必ず理由があります。
それは──
①嘘をついたり、報告をしなかったとき
②サボったとき
なぜか?
それは、①は、**“その人を守れなくなるから”**なんです。
②は、**“失敗を繰り返していて、前に進んでいないから。”**
嘘や隠しごとは、味方すら遠ざけてしまう
たとえば、嘘をついて飲酒運転して事故を起こしたとします。
もし本当のことを話してくれていたら──
「それはやめとこう」「タクシー代出すから」と、
別の打ち手を一緒に考えることができたかもしれない。
でも、嘘や隠しごとをされてしまうと、助けようがなくなる。
だからぼくは、そこに対しては本気で叱ります。
「サボる」は、信頼と時間を無駄にする
もうひとつの“サボる”。
失敗したことを放っておく。
何度も同じミスを繰り返す。
これは、“前進していない”ということ。
時間も、信頼も、みんなの力も無駄になってしまう。
感情で怒らない。「これだけはNG」のルールを明確に
ぼくが叱るときは、感情で怒るんじゃなくて、
「こういう時だけは絶対にダメ」という**“ルール”をはっきり決めておく**ようにしています。
- 嘘
- 報告しない
- サボる
この3つはアウト。
でも、それ以外のことなら、ちゃんと相談してくれたら、一緒に考えるし、助けたい。
このルールがあることで、お互いに行動しやすくなるし、
チームや家族も、もっと信頼しあえるようになります。
なんて言いながら、
たまに“報告が遅れがちな自分”も叱らなきゃいけないなと思っています(笑)
叱ると言うことが、家族以外にはできなくなった今、叱られることを体験できない若者達はとても大事な時間を失っている気がします。
だからこそ、叱るということの価値は高くなっていて、ルールを決めてあげることで、
そこに納得感が生まれ、この時代にも大事な『叱る』がみんなと共有できるのではないかと
考えたお話でした。
今日は、僕が叱るときのルールをお話しました。
このブログでは、暮らしや働き方に役立つライフスキルをお届けしています。
なにか参考になればうれしいです。
(文:ライフスキル・ナビゲーター 新井幸平)
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