社会人スタートダッシュの真実 ~ 時間を味方につけろ~

ライフスキル

若いうちに“労働時間”を広げる意味――父親として伝えたいこと

こんにちは。ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平です。

今日は「社会人1年目からのスタートダッシュ」について、父親として、そしてライフスキルを伝える立場として思うことを話してみたいと思います。


若いうちに“労働時間”を意識する理由

社会に出るとまず実感するのが、
「時間の使い方」が人生を左右するということ。

たしかに労働基準法では1日8時間という枠があるけれど、
本気で成長したい、もっと早く自分を高めたい――
そう思ったら、「会社の外」で動く時間を自分で生み出すこともできる時代です。

スキルを磨く。副業に挑戦する。読書をする。
“自分の成長”のための労働時間は、誰かに与えられるものではなく、自分で広げるものなんです。


なぜ若いうちなのか?

年齢を重ねてから、急に労働時間を増やすのは正直、きつい。
若いころから16時間で働いてきた人がいたとすると、その人が30代・40代になって、
体力が衰えてきたとしても、その労働時間をは14時間くらいしか減らない。
でも、最初から8時間労働で20代、30代を走ってきた人は、
40代になって、労働時間を増やそうとすると、しばらくして肉体と精神が崩壊する。
こんなふうに、ほどんどの人がうまくいかないということです。

なので、最初に労働時間を大きく作って、走り出すことが大事で、
Tシャツを初めのうちから、びろんびろんに大きくしておく。こんなイメージですね。

この“最初の感覚”が、
10年後・20年後に大きな差を生みます。


経験の“量”が、“質”を生む

労働時間が増えれば、単純に考えると早くからたくさんの経験を積めることになるので、
経験という量をこなし、「何が大事か」という“質”を見抜く力やスキル自体の“質”も早く身につきます。

マラソンで例えるなら、たくさん量をこなしていた人は、先頭を走ることができて、
あとから量をこなそうとした人は、後ろからスピードを上げても簡単には追いつけない、
むしろ、息は乱れ、走ることもできなくなってしまう・・そんな状態。

だからこそ、最初からスタートダッシュを決めることが大切なんです。


親として伝えたいこと

成長期の子どもたちには、まずは
「睡眠」「食事」「運動」など、体をつくる時間をしっかり確保してほしい。

でも、社会に出る年齢が近づいたら、
**「自分の時間=成長のための時間=労働をしている時間」**
という意識を持ってほしいなと思います。

その感覚を持っていれば、
きっとどんな時代でも自分らしく、前を走り続けることができるはず。


このブログでは、暮らしや働き方に役立つ「ライフスキル」をお届けしています。
何かひとつでもヒントになれば嬉しいです。

では、ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平でした。

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