オリックス、株主優待を廃止へ 個人株主80万人に影響

オリックスは、5月11日(水)、株主優待制度を2024年3月末で廃止すると発表! 🙋

オリックスが株主優待を廃止したで~

オリックスは、株主優待が個人投資家に人気の会社です。

優待人気のおかげもあって、2021年3月末時点の個人株主数は国内企業トップクラス

個人株主数は約75万人、個人株主比率は約16%
100株でもらえるカタログギフト

100株以上を3年未満保有していると、Bコースカタログより1点 🔋電子レンジや🍖食材などが貰える。

3年以上持ち続けるともらえるワンランク上のカタログギフト

高級食材:🍴越前アワビ・🐚サザエセット(福井県)や近江牛すき焼き用🍲(滋賀県)などが貰える。

これらを楽しみにしていた人も多いかもしれませんが、今回の発表によると

株主優待は、2024年3月末で廃止

もともと株主制度というのは、日本独自の慣行で、海外では、ほぼ見られない制度です。

たとえば、100株しか持っていない個人投資家🙍と10.000株持っている機関投資家👪🏢

この2人が、もらえる株主優待が一緒というのは、不平等では?という声が上がりますよね。

さらには、機関投資家からしたら😠「優待じゃなくて、配当を出して!!」となるでしょう。

株主平等の原則に反して、合理性に欠ける制度だという指摘があります。

オリックスとしては、より公平な利益還元を考えたい

現実問題、約80万人もいる個人株主へのカタログ配送等は、コストがかかりすぎる

といった事情があったようです。

今年に入って優待廃止を発表した企業は、他にもあります。

✅エービーシー・マート

✅日本たばこ産業(JT)

✅マルハニチロ    など・・

外国人投資家や機関投資家への配慮も考えると、今後も廃止の流れは続いていくかもしれません。

私自身は、優待廃止は悪いことではないと感じていて

単純に、「株主平等原則に反しているし、株主還元としては、配当金の方がフェア」

こう思っているからです。

また、使い道の限られた優待品より、何にでも使いやすい日本銀行券💴が( ´艸`)嬉しい

というのも正直な感想です。(笑)

オリックスも「今後、配当等による利益還元に集約」と言っていますし

優待が廃止された分、しっかり増配されるといいな、と思っています。

【補足】優待投資には落とし穴もあります。

会社の業績や将来性を無視して「欲しい優待品」だけで企業を選んでしまうと・・😱

たとえは、10万円の株価を買って、3.000円の優待品をもらう。😛なんだかお得にみえますよね?

ところが、株価が9万円に値下がりしてしまったら、

1万円の損失+3.000円の優待品 つまり、トータル損してるやん!!😱てことになりますよね。

また、優待品の改悪や廃止の可能性もあり、株価がかなり下落することもあります。

今後は、優待の改悪や、それに伴う株価下落などの可能性も考慮して

銘柄選択に、より一層気をつけてもらえたらなと思います。

これからも、みなさんの資産形成に役立つ記事を書いていきます。

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