習い事、“やめ時”の見極め方
こんにちは、ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平です。
今日は「習い事のやめ時」について、少し立ち止まって考えてみたいと思います。
楽しく始めたはずが、気づけば惰性に?
みなさん、こんな経験ありませんか?
最初はワクワクしていた習い事が、だんだん面倒になり、いつの間にか“惰性”で通っている。
親としても、
- 「せっかくここまで続けたのに…」
- 「お金も時間もかけてきたのに…」
と“もったいない”気持ちになってしまいますよね。
でも、
「続けることだけが正解」ではない。
ということを、改めて伝えたいんです。
「やめてもいいサイン」に気づこう
習い事をやめたくなる時には、いくつかのサインがあります。
- 目標や楽しさがまったく感じられなくなった
- 続けている理由が「やめづらい」「怒られそうだから」だけ
- 他にやってみたいことが出てきた
こうした時は、一度立ち止まって、
「この習い事は今の自分にとって、本当に必要か?」を考えてみるタイミングです。
「やめる=失敗」じゃない
「やめる」って、実はすごく勇気がいる決断です。
- 時間もお金もかけてきた
- 周りからの期待がある
- 「続けるのがえらい」というイメージ
僕は、小学2年から高校3年までずっと野球を続けてきました。当時、よく言われていた言葉で、
☆『継続は力なり』
☆『石の上にも3年』
と言うのがありますが・・
たしかに、長く続けることで見えてくる景色だって、もちろんあるけど、
今は正解だらけの時代です、長く時間を掛けずとも、
調べたら解決できてしまうことが増えたし、
選択できるものが昔に比べてたくさんある。
時間は有限であることも忘れてはいけない・・
どちらを取るかは最終的には自身での決断になりますが、
やめること(損切り)で得られるものもあります。
“新しい可能性”や、“自分で選んだ”という自信
やめたあとは、
- チャレンジできる余白
- 心が本当にワクワクすることへの時間
- 選んだ道を正解にするという良い意味でのプレッシャー
が生まれるかもしれません。
「損切り」は、未来の自分へのプレゼント
投資の世界では「損切り」と言われますが、
これは「失敗」ではなく、
**“未来の自分に、もっといい時間をプレゼントする”**ための選択です。
続けることも素晴らしいけど、
やめることも、同じくらい価値がある。
この視点は、大人になってからの人生の選択でも、きっと役立つはずです。
習い事も、勉強も、人生も。
「やめ時」のサイン、大切にしてみてください。
このブログでは、暮らしや働き方に役立つ生きる力=ライフスキルをお届けしています。
何かのヒントになれば嬉しいです。
(文:ライフスキル・ナビゲーター 新井幸平)
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