【頑張れる子・頑張れない子、その理由を考えてみた】
こんにちは、ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平です。
今日は「頑張れる子・頑張れない子」について、自分なりに考えてみたいと思います。
まず前提として、世界には頑張りたくても難しい状況に置かれている子もいます。生まれ育った環境や健康状態など、物理的な制約がある場合は、それ自体が大きなハードルです。今回は、そういったケースではなく、私たちの身近にいる「どちらにもなり得る」子どもたちについて話を進めます。
「頑張れる子」と「頑張れない子」――。
実は、誰もがその“両方の顔”を持っていると、ぼくは思っています。
たとえば我が家の子どもたちを見てみると、
- 長男は、進学先がほぼ決まり、「高校で必要なスキルを今から磨く」という明確な目標があるので、前向きに頑張れている。
- 中1の娘は、定期テスト期間中。目の前に「テスト」という具体的なゴールがあるから、集中して取り組んでいる。
- 小5の息子は、次のレスリング大会がまだ先で、モチベーションが今は低い。でもそれは「本人にとっての目標が遠いから」だと見て取れる。
- 5歳の末娘は、兄や姉に憧れて、「自分もできるようになりたい!」という気持ちで、毎日いろんなことを頑張っている。
こうして振り返ってみると、頑張れる・頑張れないには理由がある。
それは、
- 目標が明確かどうか
- ゴールまでの距離感
- 楽しさ・憧れ・好奇心の強さ
などが影響していると感じました。
つまり、頑張れない時期があっても、それはダメなことじゃない。
「なぜいま頑張れないのか?」を一緒に見つめ直すことこそが、次の“頑張れる力”につながっていく。
そこで、問いを少し変えて考えることにしました。
問い①:がんばれる人はいるけど、頑張る人はいない。
問い②:がんばれない人はいるけど、頑張らない人はいない。
で、考えて見ると、
がんばれる人とがんばれない人は、一体どんな状況におかれているのだろう?
と自然に考えるようになり、じゃどうすればいいの?
と答えを探し始めるようになる。
親や大人にできることは、
- 頑張れるきっかけや仕組みを一緒に考えること
- ゴールが近く見えるように導いてあげること
- 本人が夢中になれるテーマに出会えるようサポートすること
- 頑張れない時の自分を責めすぎず、受け止めること
今日は「こうすればOK!」という答えではなく、
「頑張れない理由に目を向ける。」
「頑張れない状況になっていないか?」ということを
探し当ててあげることが、親や大人の役割であるな。
・・と思いました。
きっと、その視点があるだけで、子どもたちの未来は少しずつ動き出すと思っています。
このブログでは、暮らしや子育て、働き方に役立つ“ライフスキル”をお届けしています。
またぜひ遊びにきてくださいね。
ライフスキル・ナビゲーターの新井幸平でした。
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