走る高速道路から歩く高速道路へ

日々の気付き

高速道路を歩く未来――進化と環境のあいだで、東京都から始める新しい選択

話のはじまりに

クルマって、すごく便利ですよね。遠くまで一気に移動できるし、荷物も運べるし、雨の日だって快適。しかも最近は自動運転の話題もよく聞くようになって、未来はどんどん便利になるんだろうなぁ…って、つい思ってしまいます。

でも、その一方でふと立ち止まって、「歩く」ってどうなんだろう?と考えることもあります。原点に戻るっていうか、人間らしい営みの中に、大事なことがある気がしてきたんです。

銀座の高速道路が歩道に!?

最近、銀座を囲む2kmの高架高速道路を歩行者専用の緑道にするってニュースを見て、正直驚きました。「高速道路を歩く?まさか!」って。でもよく読んでみたら、これがなかなか面白い。車のための空間だった場所を、人のための空間に変えていく。まさに、“都市の再設計”。

便利さを追い求める社会から、自然や人との関係を大切にする社会へ。これって、ただの逆行じゃなくて、むしろ前に進むための変化なんだなって感じました。

技術の進化と、わたしたちの暮らし

どんどん進化するテクノロジー。でもその一方で、環境が壊れたり、自然との距離が遠くなったり。なんでも便利になっていく中で、「これって本当に良いことだけなの?」と、最近ちょっと立ち止まって考えるようになりました。

車社会の象徴みたいな高速道路を人が歩く緑道に変えるって、最初は違和感あるけど、それは未来に向けた新しい暮らし方のひとつかもしれません。

じゃあ、東京はどうする?

こういう新しい流れを、誰が最初にやるのか?それって、やっぱり東京であってほしい。人口も多いし、影響力もあるし、東京が変われば全国が変わる。だから東京都がこういう「人の暮らし目線のまちづくり」をもっと進めてくれたらいいなぁって思うんです。

環境って、今までは“コスト”って思われがちだったけど、これからは“投資”。その価値に気づいてる人や企業が、これからの社会を動かしていくと思います。

最後に

ライフスキル・ナビゲーターとして日々発信している中で、今回の銀座の高速道路緑道化のような取り組みにとても関心を持ちました。

「便利さ」も「進化」も大事だけど、それと同じくらい、「歩く」「感じる」「つながる」っていう、人間らしい営みも忘れちゃいけないなと思っています。

これからも東京都の取り組みにアンテナを張りながら、自分自身も“どう生きていくか”“どう働くか”を考え続けていきたい。そして、小さな発信かもしれないけど、こういうテーマについて考え、伝えることを続けていけたらと思っています。

(文:ライフスキル・ナビゲーター 新井幸平)

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