『銀行に貯金しよう。』は今ではない!

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みなさん、こんにちは。

今は自衛官ですが、

退職後、個人として『Happy flat』を立ち上げ、

水泳を教えたり、押し花アート作品を販売したり、

子供にお金の勉強を教えたり、

少しだけ、空きやの運用を考えている、新井幸平です。

今日は、『銀行に貯金しよう。』という

良く耳にするテーマについて深掘りしたいと思います。

結論から言いますと、

『銀行に貯金しよう。』ではなく、

『銀行に日本円を投資しよう。』

ということになります。

銀行に日本円を投資と聞いて、

なんのこっちゃかと思いますが・・

ここで考えるべき事は、銀行がみなさんから預かったお金を

どうしているかを考えることです。

銀行は、みなさんから預かったお金を使って、企業に投資したり、

企業にお金を貸したり、自分たちの事業を拡大するために、

土地(不動産)を購入したりして、

結局のところお金を使っています。

銀行も日本経済の発展のために、

日本円を使っているということになるので、

私たちがよく使う『銀行に貯金する。』という表現ではなく、

『銀行に日本円で投資している。』ということになります。

みなさんの中には、お金を貯めるには、銀行に貯金するといった

選択肢をお持ちの方がいたり、

または、自分の親から『使わないお金は、貯金しておきなさい。』

と言われ、銀行にお金を預けてはいませんか?

さらには、銀行にお金を預けると、

自分のお金が永久的に守られ、何年か経過したら、

少し増えて返ってくると思っていないでしょうか。

もし、そのように思っているのであれば、

今から勉強して、考えを修正していきましょう。

いや、確かに、銀行にお金を預けていて、いざ必要になったときに、

『あっ、銀行に預けていてよかった~』ってなるときもあるので、

100%貯金がだめなものであるとは、言いませんが、

銀行にお金を預けることは、確実にお金の価値が

減っていくことは間違いないです。

まず、私たちがお金を使う行為には、

消費、浪費、投資、投機、貯金

の5つあって、

消費は、生活していく上で必要なモノを購入するお金の使い方
(本当に必要なモノ)

浪費は、本当に必要ではないモノだけど、欲しくて購入するお金の使い方
(『贅沢(ぜいたく)』や『みえ』と表現したりする)

投資は、自分への投資(習い事・体験など)や企業へ投資して、

将来的に利益を受け取るお金の使い方

投機は、安いときに買って、高いときに売るような、ギャンブル的な

お金の使い方

そして、『貯金』は銀行に預けるという使い方です。

この5つのお金の使い方のうち、消費、浪費、貯金は

聞いたことがある方が多く、その中の『貯金』は、

ほとんどの方が知っていると思います。

それは、貯金という言葉、さらに言うと、

『銀行に貯金する。』というキーワードが子供の時に、

親から記憶に染みこむくらい聞かされていたからです。

なので、お金を銀行に貯金する。ということに、

全く疑問をもつこともなく、さらには、銀行に貯金することは、

メリットしかないと思っている人もいます。

ここで、とっても大事なことは、

銀行に貯金することは、必ずしもデメリットがある。

ということです。

とくに、今は物価がドンドン上がっていて、

銀行に預けているお金の価値が下がる時代です。

たとえば・・

カップラーメンが、いままでは、1個100円で買えていたのが、

物価が上がってしまい、1個200円になったとき、

銀行に預けていた1000円を使って購入すると、

いままでは、購入後、900円残ったのが、

今では、購入後の残高が800円になってしまう。

なので、物価が上がることは、物価が上がる前と比べて

お金が減っているワケですから、

銀行に預けているお金の価値でいうと、その価値が下がっていることになります。

こういうことを、今の子供達に教えてあげないと、

確実に時代の流れに取り残されることになります。

そして、取り残された日本人は、『銀行に貯金する。』

ということから抜け出せずに、

お金の価値を下げ続け、さらには、

お金を『使う』ということを知らないまま、大人になり、

大人になってから、家を買い、大きな借金を背負って、

ただただ借金を返すために、奴隷のように働くといった

人生を送ってしまうことも考えられます。

そうさせないためにも、まずは親が、大人が、学校の先生が、

お金について学んで、今の子供達が将来、貧困生活に陥らないように、

子供や生徒達に教えていきましょう。

もう、私たちの世代で、貧困への案内はやめませんか。

というお話でした。

ありがとうございました~(*^O^*)

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