退職金を廃止した方が良い理由!!

退職金は廃止すべき??

結 論
廃止することで、人、知恵、お金の流動性が高まり
もっと世の中が劇的に良い方に変わる。

今日はこのテーマについて、解説していきます。

退職金を廃止するメリット3選!!
①資産を増やしやすい。
②新しいことへの気付きができる。
③流動性が生まれ、社会が発展する。

最初に・・
そもそも退職金制度はどうして誕生したのか?
日本には、昭和の時代から定年制で働くという
染みついた概念があり、長期勤続を推奨していました。

第二次産業で活躍していた従業員を例にみると、
終身雇用を前提とした退職給付制度は、
「技術の習得には相応のコストがかかり長期間働いて欲しい。」
と思う経営側と、
「安定した生活と老後の心配をせずに技術の習得に集中できる。」
と思う従業員側の想いがマッチし、
日本の高度成長の原動力になったとされています。
背景などについては、下図のとおりです。
😆👍

このような背景があって、
退職金制度が染みついていた🎌日本ですが・・

退職金を廃止することで得られるメリットについて
解説していきます。

まず、
①『資産を増やしやすい。』について・・😏ニヤニヤ・・・

例えば、会社員の給料は本来、毎月12万円もらえるところ、
10万円しかもらえていません。

この足りていない2万円は、今の年齢にもよりますが、
退職金として、約25年~40年先の将来に積立てられています。
というか、会社が貯め込んでいます。

将来に積立てるよりも、増えた2万円を投資金として、
自己投資やiDeCo、つみたてNISAで運用する方が、
将来受け取る退職金額よりも、複利の力を使えるワケですから
より多くの資産を増やしやすいです。

さらに、退職金で控除される税金分を、
毎月分からの控除にあてれば、より良いと考えます。

次に、
②『新しいことへの気付き』について・・

現在、会社員として働いている45歳~60歳の多くのオジさん達は、
退職までの期間、とくに会社の発展に貢献することなく、
退職金をあてにして、
家のローン返済のためだけに会社にしがみついています。
(オジさん達の保身のためにほかなりません。😩)
会社にしがみついたオジさん達の下にいる若者達が離職するのも
納得ですし、
これでは、大きな企業の発展は今後期待できません。

そもそも、家のローン返済を退職金で支払うといった構造が、
オジさん達の保身やしがみつきにつながり、
日本の成長を足止めしている大きな問題です。

一方で、退職金がなくなることで、
退職金へ依存する考えがなくなり、
自分が今やっている仕事より、違う仕事が向いていると気づいたときに
転職をして新しいことへチャレンジする決心がしやすくなるし、
反対に今の仕事が苦痛であれば、
ムリせず早いうちに新しい方向性に気づくことができます。

次に、
③『流動性が生まれ、社会が発展する。』について・・

今までの🗾日本は、退職金制度があったことで、
人、知恵、お金の流動性が生まれないことが問題であって、
日本の停滞の大きな要因となっていました。
昭和にできた退職金制度は、保身やしがみつきのところがあって、
それが現在の部長さんクラスにベタッといるのが日本の問題。
とくに大企業特有の問題であり、流動性がうまれてこなかった。

一方で、退職金制度を廃止することで、
人の流動性が高くなり、好きなところに移動するようになったら、
たくさんの知恵が広がり、たくさんのお金が動き、
収入が増えれば、みんなが投資するようになり、
もっと世の中が劇的に良い方向に変わってくると考えます。

退職金制度の廃止はとっても難しい問題です。
なぜなら、多くの人が退職金をあてにして家のローンを借りていることから、
政府も廃止するということに積極的になっていないからです。

社会問題化するか、社会のなかでの課題にするために
手を打たないといけない時期にきていると言えます。

終わり

 

 

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