確定拠出年金を制するモノは、老後を制す!!

確定拠出年金、低コスト拡充

企業型の確定拠出年金を導入する企業で、ラインナップ(従業員向けのDC商品)を見直す動きが広がってきました。

手数料の安い商品を増やしたり、運用成績の劣る商品を除外したりして、従業員の資産形成を後押しします。

要は、企業型の確定拠出年金を導入している企業が

ぼったくり商品を消して、まともなものに入れ替えているということ(*^▽^*)

そもそも、企業型確定拠出年金とはこういう年金制度です。

1⃣ 企業が、従業員のために毎月お金を積み立ててくれる
2⃣ 積み立てられたお金の運用は、従業員が自ら行う
3⃣ 運用成績によって、将来受け取れる年金の額が変わる

こういう制度です。

2021年3月末時点で、導入している企業は約39.000社、加入者は約750万人

利用者が、右肩上がりで伸びている、非常に大きな制度です。

導入企業、加入者は今後も増え続けるでしょう。

確定拠出年金の一番のキモは、「運用商品は、従業員が自ら選ぶ」ということです。

これは、ある意味「非常に残酷」なんです。

😤投資に詳しい🙋人は    ⤴💰年金を増やせる可能性が高くなる

😱投資に詳しくない🙅人は  ⤵💸年金額を増やせる可能性が低くなる

という感じで、金融リテラシーで格差が広がるからです。

この記事を読んでいる皆さんには、ぜひ正しい知識を持って正しく運用して欲しいところです。

従来、企業型確定拠出年金制度で選べる「運用商品」には、

🌀手数料が高く、成績も悪いぼったくりファンドが混じっていたり
🌀元本保証のファンドがたくさん並んでいたり(ひとつでいいのに・・・)
🌀S&P500や全世界株のようなイケてる指数に連動したファンドがなかったり

というように、「良質な運用商品」を見つけることがなかなか難しかったんです。

従業員が選べるファンドのラインナップは、企業側が決める、つまり、メニュー表は企業が決める

しかし、今回の見直しで流れが変わってきています。

💡日立は、アクティブファンドを「運用手数料に見合う収益が得られない」と判断し、

① ラインナップから、アクティブファンドをすべて外した

② 全体の4割を占めていた元本確保型の商品を8本から1本に集約した

💡イオンは、2020年に「手数料の安いインデックス型商品」を追加

他にも、見直しをすすめている企業が増えてきています。

ここで、みなさんにアドバイスです。

✅企業型確定拠出年金に加入している人は、自分が選んでいる商品を見直して下さい。
✅元本保証や、アクティブファンドに投資している人は、特に注意です。

長い目で見ると、元本保証型はインフレに負ける可能性があります。

アクティブファンドは、インデックスファンドに勝ち続けることが難しいです。

✅10年、20年、30年といった長期運用を前提としている確定拠出年金では

1⃣ 株式の割合をできるだけ高めることを基本方針として

2⃣ 手数料が低く、広く分散されてるインデックスファンドを選びましょう

🗾日本に集中投資するよりも、🌏世界中に分散されたものに投資するのがBetterです。

そして、

「投資は怖い😱!!」という人は、確定拠出年金では意識的にリスクをとって、稼いだお金は「貯金」することでリスク調整をするというのが効率的です。

企業型確定拠出年金の設定で、100点を取っている人は100人に1人程度でしょう。

(^_^)かの有名なバスケ漫画で、こんな名ゼリフを言っていたとかいないとか・・・

「確定拠出年金を制する者は、老後を制す!!」

確定拠出年金は、運用益が非課税という超お得な制度!

上手に使わないと本当にもったいないです。

企業ごとに提供しているラインナップが違うので

「このファンドが良いよ」とアドバイスできないのがもどかしいところなんですよね(笑)

個人型確定拠出年金のアドバイスをするとしたら、S&P500や全世界株式に投資できるインデックスファンド1本で良いと思いますね。

ちなみに、私はRakuten楽天証券×iDeCoでは

米国株:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)のみで運用しています。

見直しが面倒で、そのままにしておくと、将来の資産が100万円単位で変わってきます。

商品ラインナップの見直しが進み、良い運用商品が増えている今だからこそ、ぜひ見直しを進めてもらえたらなと思います。

今日がお金について学んだ最初の日です、最初の一歩を踏み出して、行動して、賢くお金を増やして行きましょう。

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